不動産会社の裏事情?賃貸・売買で知らない内に誘導されてる!

不動産会社に勤めていた私が、賃貸・売買での裏側を一部紹介したいと思います。今回はお客さんに内覧してもらい契約してもらう前段階の話しをしたいと思います。

不動産会社の裏事情!業者はお客さんを誘導する

どの職業も同じだと思いますが、ある目的を達成する為に、どのような流れで進めていけば良いのかを考えないと達成までの道順が複雑になりますし、考えがブレる事で最短距離で目標達成ができなくなり、時間がかかってしまいます。その為、不動産業者も目標達成の為にどのようにすれば良いかを考えてお客さんと接しています。これから裏側を紹介していきますが、すべてが正しいわけではありません。そこだけは注意して読んでください。

賃貸の物件を探しに来たお客さんの対応について

賃貸を探しに来店したお客さんに、要望などを聞いて現在紹介できる賃貸物件を数件探して紹介しますが、紹介するすべての物件がお客さんの要望を満たすものではありません。

賃貸物件は大家さんと契約して紹介しなければいけない物件(自社に有利な条件になっている)と不動産流通機構レインズに登録されている物件を紹介する場合とがありますが、必ず優先すべき物件も候補に入れて紹介するようにします。紹介しないことには契約できませんので...

内覧する物件は大体3件くらいに絞られますので、その3件に優先物件が入るように他の紹介物件を調整して入れたりします。例えば、優先物件をAとするとAの契約を最優先とする為、Aよりも劣るスペックの家を紹介したりします。そうすることで後でA物件を内覧した時に比較してAの方が良いという判断がつきやすく契約しやすくなるからです。

目的はAの契約を取る事ですので、目的達成の為のシナリオを準備して内覧から契約までを考えます。

紹介してもらった物件が全く希望通りじゃないことってありませんでしたか?わからないように紹介するのがプロですが、難しい物件もあったりするので・・・。

もし、A物件のような不動産屋の利益が優先されるのを避けたいのなら、不動産会社に行った際に、コピー機に注目してください。他者が持っている物件を紹介する場合、物件資料の下に元付けの不動産会社の名前が印刷されています。元付けの名前が載ったままでは紹介できないので、その部分を自社の名前に変更するためにコピー機で自社の名前が載ったものに印刷し直します。その時点で自社ではなく他の元付け会社の物件を紹介してくれているかがわかるので、優先物件ではない事がわかります。

コピー機に注目!!

プラスして物件資料の会社名の欄に再印刷の後があるかチェックしておくと確実です。

少し悪どい感じはしてしまいますが、不動産会社はビジネスをしている訳ですし、最終的に物件を契約して住むかどうかは借主が判断して決めるので、自分が良いと感じた物件を選べばよいだけです。回避方法を紹介しましたが、自分が住みたい家を選べば回避する必要もありません。ただし、勢いのままお客さんを納得させる不動産屋もいるので、考えがブレないようにしましょう。

不動産会社が売主の味方とは限らない

売主と媒介契約を結んでいる不動産会社は売主の物件を売る為に一生懸命頑張りますが、時として売主の味方にならない場合があります。成功報酬ですので売れないと意味がないという考えがあるのが理由です。

内覧にはくるけど、内覧者の反応がイマイチに感じている人いませんか?もしかしたら、あなたの不動産は誰かの不動産の引き立て役になっている可能性があります。

賃貸での内覧の話しと同様に、売却の場合でも物件の比較はとても重要です。売却を目的とした場合、他に売りたい不動産がある場合、その物件を売る為に、スペックが劣る不動産を当て馬として見せることで売りたい物件の印象を上げる方法です。当然売りたい物件の方が良い物件と感じるので、売りやすくなります。

この当て馬物件(まわし物件)に利用された場合、内覧がきていても売れる訳ありません。

怒りが込み上げる売主もいるかもしれませんが、これは売却手法の一つです。当て馬として利用されるだけであれば、売れないので意味がない!と怒るのも理解できますが、反対に自分の物件を売る為に他の不動産を当て馬として利用する場合、売りやすくなりますよね?なので一概に悪い方法とは言えないんです。

ただ売主からするとやっぱり気分が良いものではありませんね。。。

また、売買が成立段階の価格交渉でも誘導されるのもよくある話しです。

詳しくは→不動産会社を味方に付けて家を売る方法

不動産業者は一枚上手!気が付かない内に誘導されている

不動産会社の裏事情について少し紹介しましたが、不動産会社のすべてが同様の事を行うわけではありません。しかし、利益を追求する方向性の会社の場合、少なからず考える事ではあると思います。気が付かない内に誘導されている可能性は否定できませんが、賃貸であれば、最終的に納得した上で決めたなら良いと思います。もし回避したいなら自分の考えを曲げないOR他の不動産会社にも行ってみるとよいと思います。

不動産会社の裏事情